3月最後のライブは町田で。
町田といえば三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」の舞台、、でもあるが、ストリートをよくしていた場所。
引っ越しをしてから電車が上手く繋がらないので足が遠のいてしまいましたが、思い出と僕の歌が染み付いた場所でもあります。
今回、お誘いいただいたのはAchaさんから。
彼は僕が東京に出たての時、その先を歩んでいく足掛かりとなった方です。
ストリートで絵描きをしながら、音楽も嗜み、池袋ベムスターというカフェで行われていたイベントを企画。
というマルチな才能を発揮し、たくさんの人と出会わせてくれた方です。
住む場所がお互い離れたことでなかなか会うこともなくなってしまいましたが、最近、また近付いたことで改めて出会いなおしました。
他ならぬAchaからのお誘いとなれば断る理由はありません。
色んなお誘いがある。これはとても嬉しいです。
しかし、その色んなには本当に色んながある。
オファーに対して「この先環境が変わるので今はまだ答えられない」と正直にお返事したのに返信がない時。
いただいたオファーになんとか応えたくて返事して「また連絡します!」となったにも関わらず何の連絡もなく、知らぬ間に詳細が告知解禁されてて、そこに僕の名前が無かった時。
前日にリハも本番も相談なく順番が変わった時。
僕じゃなくていいだろう。そんなお誘いもある。
どんな状況でも間違いなく粋を尽くすのは最低ラインとして。
なるべく僕自身もお客さんにも気持ちの良いイベントに出たい。そうでありたい。
そんな中でのAchaさんです。
わたくしは2番手。
独特の空間の中でお客さんとの距離感をなるべく詰められるように、そして、なるべく多くの曲を聴いてもらえるようにと意識した日です。
聴いてくれてありがとう。
初めての場所だからこそあなたがいてくれるととても心強いです。ありがとう。
そのAchaさんは最後のACT2というバンドで最後に出演。
このバンドこそAchaさんのおかげで出会えた人が縁が詰まったバンド。
10年続けてきて、31歳にもなると先輩からも後輩からも何も言われなくなることが多い。
そんな中でちゃんと宿題を与えてくれる僕にとって大きな存在である藤田悠治さん。
悠治さんもAchaさんが出会わせてくれました。
巡り巡ってここだったなというとこでまっすぐな言葉をくれるし、その姿で見せてくれる心の師匠だと勝手に思っています。
これからまたどこへ向かうのか、またひとつの光を与えてくれた。
音楽は光、言葉は光。
照らし続けていたいし、照らしてくれてありがとうと感じ続けていたい。
3月が終わります。
4月はまたぎゅっと凝縮して。
6日の柏ちゃぶ音、14日の川崎TEENSPIRITS、28日の中井友愛教会。
僕なりの覚悟を輝かせていく4月。
引き続きよろしくお願いします。
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